アメリカン ルアーフィッシング入門!
「バスの通り道を狙え!」
2016年1月号Vol.66
春の産卵、秋の乱食いの時期に盛んに活動していた支流やワンドに、厳寒期のバスも出入りしている。
従って、特別で且つ明らかなバスの通り道について理解することは、この時期の釣りにとって重要だ。
特にバスは、毎年同じ水路やチャネルなどの溝状の通路を利用して移動している。安全で安心な移動ルートと言えば、溝状に連なっているこれらのものを意味する。
シャローエッジに沿ってベイトをチェイスしたり、時にはベイトの群れを水面に向かって追い上げることもあるが決してこの安全なルートから遠くへは移動しない。
魚のムードに応じて色んな釣りが考えられる。
水温が温まる傾向があれば、アグレッシブな攻め方としてBooyah(ブーヤー)のダブルコロラドブレードのスピナーベイトかリップレスクランクベイトのBooyah(ブーヤー)ワンノッカーを選ぶとよい。
もう少しソフトなアプローチが必要な場合は、SMITHWICK(スミスウィック)のエリート8ログをしっかりと送り込んで、バスとの波長が合うまでトウィッチングとポーズのリズムを様々に試しながらパターンを探っていくとよい。
又は、YUM(ヤム)のスイムベイトであるマネーミノーを適切なレンジへ送り込むために必要なウエイトのジグヘッドにセットして、スローにスイミングさせるのもよいし、Booyah(ブーヤー)のピッグスキンジグにYUM(ヤム)のクリスティー・クローをセットしたラバージグパターンもよいだろう。
バスの移動ルートになっている溝(チャネル)のボトムに沿ってゴトゴトと音を立てながら誘う。
このパターンは、ボトムに張り付いているか、甲殻類を狙っているバスには効果的だ。