「まるりんからの返事!!Lindy(リンディー)リバーロッカーについて」
**ABSでは、お客様から多くいただくご質問に対してまるりんから回答をいただくことにしますので、乞うご期待!!**
**まるりん情報:現在PRADCO社の広告塔として、若いアングラーを中心にファンも多く、ABSのオリジナルDVDやABS Tube動画も作っている。**
まるりん ヒロ内藤
深〇様
お問合せありがとうございます。まるりんこと丸林と申します。
ABSTubeのバス釣り動画をご覧いただき誠にありがとうございます。
このリバーロッカーの動画は大変ご好評をいただき、多くの方がリバーロッカーを手に入れて試していただいているようです。
使用タックルはロッドが65ML、リールがハイギアのオールラウンドに使えるリールです。
リンディーというブランドはそもそもウォールアイという魚をターゲットにルアー開発を進めてきた経緯があり、このリバーロッカーも実はバス用ではありません。
だからといってバスが釣れないのではなく、バス用ルアーにはない特殊な動きが時として効果的だったりします。
デザインを見ていただけるとショートボディーに横扁平、への字に曲がったボディーからして、ロールアクションを抑えてウォブリングを重視させたいようです。
アメリカではボートからリバーロッカーをトローリングで使用することも多いようで、ゆっくり曳いても動き出しが良いようにリップはリーフ形状をしており、しっかりウォブリングさせることがウィールアイフィッシングには向いているのかもしれません。
この様な特性から、おそらく一般的なクランクベイトの使い方であるカバークランキングやボトムバンピングとしての使い方は向いていないのかもしれません。カバークランキング用に開発するならスクエアリップを採用すると思うのです。
ではバスでこのルアーを効果的に使える方法はないかと考えたのが今回の虫的使い方(デッドスティッキング)です。
リンディーが求める使い方ではないかもしれませんが、あのデザインを活かした使い方を見つけ出し、高釣果が得られたことは非常に嬉しいです。
その他の使い方としてはトゥイッチングさせてからのキックバックでネチネチを誘うこともできれば、巻きながらロッドを少しだけ煽ることでダートする動きはあのボディー形状の賜物だと思います。
ルアーにはデザイナーの意図する動き(ビルトインアクション)が組み込まれています。
そのデザイナーは こう使うと良いというコンセプトがありますが、その通りに使って100%の性能で釣るよりも、自分なりの使い方を見つけて120%の性能を引き出すことで人よりも1本でも多く釣れるかましれません。
そこがルアーフィッシングの面白さだと私は思います。
色々と試して自分のバスを釣って楽しんでもらえたらと思います。
ちなみにLRR3、LRR5、LRR7と3サイズありますが私は小さい方からの2つ、LRR3とLRR5しか使ったことがなく、動画で釣れたのはLRR5です。
LRR3は重量が軽いので、ベイトフィネス用リールだと投げやすいと思います。LRR5は一般的なリールでも投げやすいです。
是非お試しください!