アメリカン ルアーフィッシング入門!
「REBEL ポップRに死角なし」
2016年4月Vol.74
ポップ・ポップ・ポーズ、ポップ・ポップ・ポーズ、ポップ・ポップ・ドッカーン!
釣りの中で最も興奮するのはトップウォーター・ストライクだ。その中でもREBEL(レーベル)ポップRほど激しく水面を打ち破るようなストライクシーンに出会えるルアーも少ない。
他社のポッパーは、ポップRほど数えきれないビッグバスを仕留めてきたとも、何十年もの間変わらない人気を博してきたとも言えないことは誰もが認める事実だ。
ポップRが1970年代に市場に登場した頃、このルアーが定着するのに少し時間がかかったし、一時期製造中止になった時期もあった。
しかし、多くのバスプロ達がシークレット・ルアーとして使い、多くのトーナメントでポップRがウイニング・ルアーとして多くのアングラーに知られるようになっていった。そしてポップRの復活を望む多くのアングラーの要望に応えて再び市場に供給されたのだ。
このルアーは、バスルアーであるばかりではなくソルトウォーターやあらゆる魚種に使われている。
そのために大き目のサイズやカラーパターンも豊富だ。よく釣れるというシンプルな理由に加えて、ポップRの最も優れた点の一つに魚を引き付けるメカニズムが非常にシンプルだということが上げられる。
リストにスナップを効かせれば、簡単にポップ・アクションをしてくれる。
このアクションが魚がバイトしてくる上で重要な要素になる。また、多くのトップウォーター・ルアーがそうであるように、トップは一般的にミスバイトが起こりやすいものだが、ポップRの場合は、設計上しっかりとフッキングしてくれ、かつフッキングが外れることもめったに起こらない。
ポップRフィッシングがシンプルであるために、色んな種類のプレゼンテーションも至極簡単だ。
水面に落ちた大き目の昆虫やフロッグだとバスに錯覚させるために、やさしくポップするようにソフトにトウィッチしたり、まるでチャガーのようにチャガー音でバスを引き付けるために、少し長めで強めのスイーピングをすることもできる。
一般的なポップ・アクションは、ショートかつシャープなスナップを刻むことによって演出できる。
ポップR自体のポテンシャルは高く、ステディーなポッピングやリーリングアクションに長めのポーズを入れるなど、スローなプレゼンテーションから魚種やレンジに応じて色んなリズムでのアプローチが可能だ。
アングラーの中で人気が高いアプローチにバスに追われて逃げ惑うベイトフィッシュを演出したものや、シャッドをイミテートしたものがある。
基本的なプレゼンテーションは、色んなポップ・アクションを織り交ぜながら、途中でポーズを入れるという方法だ。
その日、どのようなポップの仕方が効くか、どのようなリズムに反応がいいかを探るために、どの要素がバスを刺激しバイトに持ち込めるかを注意深く試していくことが何より大切だ。
ポップRフィッシングにおいての重要な考え方は、あらゆるシチュエーションに備えるために様々なモデルを準備して、その中からその日に最も合ったモデルを選ぶことだ。
ティーニー・ポップRは、僅か2インチ(5cm)でウエイトは1/8オンス(3.5g)しかない。
一方、スーパー・ポップRは、3(1/8)インチ(8cm)で5/16オンス(9g)もある。オリジナルのポップRは、最もよく知られているサイズで2(1/2)(6.5cm)だ。スーパー・ポップRは、ソルトウォーターでも使えるようにソルト仕様のフックとカラーバリエーシンが用意されている。
様々なシチュエーションに対応できるポップRには30種を超えるカラーがラインアップされている。