「ブレークラインのクランキング」
2015年10月号 Vol.59
ラージマウスバスが、河川などの上流域でベイトフィッシュのスクーリングを追いかけまわしている時、これらの食欲旺盛なバスを釣る方法はいくらでも考えられる。
FLWツアープロのピート・ポンズはその様なシチュエーションで最も効果的な方法の一つにブレークラインへのクランキングをあげている。流れが曲がってできるポケットにターゲットを絞り、クリークチャネルからシャローサイドへ移動しやすい場所のブレークエッジに沿ってかたまっているバスを探すことだ。
狙う水深によってBandit(バンディット)のシリーズ200と300を使い分けるとよい。ポンズは、出来うる限りブレークラインにクランクベイトを直撃したいと考えている。例えば、ボートポジションが8フィート(2.4m)の時に隣接するブレークラインが18フィート(5.4m)の場合には、シリーズ300を使い、シャローエリアの6フィート(1.8m)のポケットにつながる14フィート(4.2m)のチャネルエッジを狙う場合は、シリーズ200を選択するという具合だ。
結果を出す秘けつは、先ず上流エリアを狙い、Bandit(バンディット)のシリーズ200か300をメインで使い、シャローウォーター狙いの時はシリーズ100を使う。比較的暖かな日はチャネルエッジのより浅い側をターゲットに狙うことが多く、少し冷え込めばアウトサイドベンドのディープサイドの方が反応がいいことも多い。