「減水時のトップウォーターゲーム」
2015年11月号Vol.60
リザーバーの水位が下がるに従って、バスはオープンウォーターでベイトを追いまわすようになる。
減水、この現象は春の降雨に備えて冬場の貯水量を放水し水位を下げる結果だ。
水位が下がると今まで水没していたシャローカバーははるか高い位置に見えるようになり干からびてしまう。
レイダウンやディープエリアにあったドックなどは希少なバスの居つき場所となるが、このようなホットスポットは稀で沢山見つけられるものでもない。
活性が高い魚がいるエリアでは、トップウォータールアーがバスが追い掛け回しているベイトフィッシュのようにバスのターゲットになりやすい。
ベイトの群れを探しながら、バスに気づかれないように魚探のスイッチを切って出来るだけ警戒心を与えないように注意しなければならない。
活性が良さそうなエリアが見つかれば、Heddon(ヘドン)のスーパースプーク・ジュニアかワンノッカー・スプークのドッグウォークでアクティブゾーンを引いてみよう。
もし反応が悪ければ、より大きなスプラッシュアピールが演出できるBooyah(ブーヤー)のボスポップにローテーションしてみよう。激しいアタックがあるもののミスバイトが続くようであれば、サブサーフェースゾーンをフォローしてみよう。
最も効果的なのは、ノーシンカー・テキサスリグにリグったYUM(ヤム)のディンガーパターンだ。このディンガーを反応があったポイントにキャストし、傷付いたベイトフィッシュのようにシミーフォールさせるとよい。あるいは、反応の強いホットゾーンにYUM(ヤム)のディンガーをキャストし、水中をトウィッチさせるパターンも効果的だ。