今週、1980年以来バスマスター トーナメントの開催地として記念すべき20回目の開催となるレイク オキチョビは、その間色々と様変わりしてきた。しかし、「Big O(ビッグ オー)」は、数々のトーナメントで活躍したルアーの一つとして、今だに、その実力をトーナメントで証明し続けていると、この3月22日(木曜日)から25日(日曜日)までパワー ポール スラムとして開催されるレイク オキチョビに集まってきた多くのバスマスター エリートシリーズのプロたちは口々にそう言っている。
アメリカにおいて「コットン コーデルのビッグ オー」は、トップルアーの一つとしてまさしく君臨し続けてきた。そして、これからもきっと、そうあり続けるだろうと、2004年のオキチョビでのバスマスター トーナメントでチャンピオンになったエリート プロのティム ホートンはそう断言する。
オキチョビでバスが簡単に釣れるという意味では決してない。私が、その様に言う理由の一つは、冷たい風が今週吹くだろうという予報がなされているからだ。
強い風は、730スクエアマイル(約1175平方キロメートル)のこの自然湖のほぼ全域の水を濁らせてしまうだろう。
湖が非常に浅いボールのような形状をしているため、風によって生じる波がボトムの水までかき回し、完全に水を濁らせてしまうのだ。
「風を遮る障害物が何もありません。陸上で10m/hの風は、水上では、20m/hあるいはそれ以上の強風になるのです。東風が2~3日吹くと、湖の西側は強い波に打ち付けられ、ポイントはほぼ潰れてしまう。普通であれば、湖の西側は最高のエリアの一つなのですが、そうなると、魚が口を使ってくれません。」とティム ホートンは説明する。
1979年に初めてオキチョビのトーナメントに出場し、1990年のオキチョビでのバスマスター トーナメントで優勝したエリート プロのゲーリー クラインもまた、月曜日から水曜日(3/19~3/21)までの直前プラクティスの期間中に強風が吹くのを確認している。
「強風によってボトムの水がかき回されていた。魚自体は、ポジションは移動せず同じ場所にいたが、魚は、水の濁りが強い時は、口を使いたがらない。ただ、拡散した濁りが沈殿してくれれば、すぐにでも魚は、口を使い始める。」とゲーリー クラインは説明する。
「大きな湖なので、常にウォーターコンディションは変化をしている。今週は、その大きなコンディションの変化を目の当たりにするだろう。」とクラインは付け加えた。
1986年のオキチョビでのトーナメントで優勝したポール エリアスは、ビッグレイクでのトーナメントに数多く出場してきた。
ティム ホートンやゲーリー クラインと同様に、ポール エリアスもまた、今週のパワー ポール スラムの成り行きは、風次第だと指摘する。
「レイクが濁れば、比較的水の濁りが少ないエリアに選手の多くが集中するだろう。」とエリアスは、予想する。
風邪の影響は、水の濁りだけではない。レイクを吹き抜ける直線的で強烈な風は、選手達の骨を軋ませるほどであり、釣りを続けることさえままならない経験を幾度となくしたとエリアスは言う。
レイクの外周に沿って走る「リム キャナル」という名で知られる深いブレークの周りに行く選手もいるだろう。
ジェームズ ニガメーヤーは、オキチョビでのトーナメントは2回目である。
彼のオキチョビ デビューは、2006年1月に開催されたバスプロショップス バスマスター サウザン オープンで、4位入賞を果たしている。
「水の濁り具合が、このレイクでの大切な要素となる。水が澄んでいる方が、選手にとって魅力的ではあるが、それ以外の要素が絡んで来れば、それに対応しなければならない。」とニガメーヤーは言う。
風が吹くか、吹かないか。ジェームス ニガメーヤーとポール エリアス、そして、ゲーリー クラインとティム ホートンは、毎日のスコアボードのトップを競うことを期待されている。
優勝するためには、100ポンド(約45000グラム)をウエイインしなければならないかもしれないとポール エリアスは言う。
「通常のトーナメントであれば、そんなウエイトは必要ないかもしれないが、今週の戦いはその位のウエイトが必要になるだろう。このレイクには、それほど沢山のビッグバスがいるのだ。」とエリアスは言う。
4日間の戦いを通して、優勝するためには100ポンド以上のウエイトが必要だろうと予測しているゲーリー クラインは、「魚がぎっしりと詰まった最高のレイクだ。このレイクは、私が今まで見てきたどのレイクよりもいい形をしている。」と話す。
Cotton Cordell Big O C76 / C76 (Natural Crawdad)
コットンコーデル ビッグオーC76
カラー: Natural Crawdad /99
サイズ: 2 (inch)/ 5.08 (cm)
フックサイズ: #8
重さ: 1/4 (oz)/ 7 (g)
ビッグオーC76
ビッグオー(Big-O)は、スピニングタックルに向いているタイプ。スピニングタックルでのクランキングはラインの強さも重要になってくる。最低でも12LB位の強さは欲しいところだ。バスのみならずトラウトやブルーギルも誘う。最大潜行深度は約1.0m。
Cotton Cordell Big O C77 / C77 (Fire Tiger)
コットンコーデル ビッグオーC77
カラー: Fire Tiger /69
サイズ: 2 1/4 (inch)/ 5.72 (cm)
フックサイズ: #6
重さ: 1/3 (oz)/ 9.4 (g)
ビッグオーC77
このビッグオー(Big-O)クランクベイトであればベイトキャスティングでも使用可能となるモデル。スクエアのリップ、ウォブ リングの強さ、スピードコントロールを駆使してのカバークランキングは、さまざまなトーナメントでもよく使われるバスを誘うテクニックだ。最大潜行深度は 約1.5m。
Cotton Cordell Big O C78 / C78 (Chrome/Black)
コットンコーデル ビッグオーC78
カラー: Chrome/Black /04
サイズ: 3 (inch)/ 7.62 (cm)
フックサイズ: #4
重さ: 3/8 (oz)/ 10.5 (g)
ビッグオーC78
)BIG-O(ビッグオー)はバスフィッシングでエリアをスピーディに探るクランキングから、カバークランキング、ウェイキング 等など、様ざまなテクニックが試し易いのがこのモデル。強い浮力と強いウォブリングを持つクランクの場合、最低、ラインの強度も20LBまで上げておくと 使い易い。クランクベイトの原点このコットンコーデル(COTTON CORDELL) のビッグオー(Big-O)が持つルアーとしてのポテンシャルを堪能して頂きたい。最大潜行深度は1.5m。
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