アメリカン ルアーフィッシング入門!
「夏のクランクベイト攻略法」2016年7月号Vol.87
テキサス、ガーランド周辺のレイクでは、多くのアングラーがリップラップ・ストラクチャーのサマー・クランキングゲームに勢を出している。一方で、Bandit(バンディット)のローカルプロであるジョシュア・ジェッターは、リップラップには見向きもせずにボートドック・フィッシングに熱心だ。「リップラップに付いているサマータイム・バスは、バイトせずにクランクベイトを追い掛け回している様に見える。そんな経験から私の場合は、ドック周りに費やす時間が相対的に長くなる。何故なら、そこに付いているバスは高確率でバイトしてくるからだ。」全てのドックが同じではなく、ウッド製のドックが金属製のドックに比べて、より魚を寄せ付けている。「もしドック・フィッシングをやるになら、先ずはウッド・ドックを探していくべきだ。バスはこのようなカバーに付いていることが多いからだ。」ドックへのジェッターのアプローチは極めて几帳面で、主にストラクチャーがあるサイドのドックの端から15~20フィート(4.5~6 m)のポジションにボートをステイさせ、ショアラインぎりぎりにロングキャストし、杭とほぼ平行にリトリーブしてくる。ストレートなスイミング・リトリーブではなく、ジェッターが勧めているのは「クイック・ストップ&ゴー・リトリーブ」だ。時には、クランクベイトではなくトップウォーター・ルアーをルアーセレクトする場合もあるほど、「トップウォーターで釣るのが大好きだ。」トップで釣れるバスとクランクベイトで釣れるバスは違うバスかもしれない。「2~3回素早く巻き、2秒ポーズを入れ、また2~3回巻き、2秒ポーズを入れる。」このようなリトリーブパターンでアプローチする。杭の近くに来たら、そのポイントでルアーを完全に止めると、このタイミングでバイトしてくることが多い。7:1比のベイトリールが、このようなクランキングには使いやすい。
また、12ポンド・テストラインのSilver Thread(シルバースレッド)フロロカーボン・ラインを推奨している。というのも、ラインの伸びが少ないためにクランクベイトがリールの巻き動作によく反応してくれるからだ。
チャートリュース/フレーク(112o円/税込価格)
チャートリュース/フレークのBandit(バンディット)200シリーズは、あらゆるウォーターコンディションに効果的なカラーだ。
キャスパー(112o円 /税込価格)
一方、ウルトラ・クリア・ウォーターでは、キャスパー・パターンが効く。
チャートリュース/ルートビア(1120円 /税込価格)
あと、雨が降った後に濁りが混じれば、チャートリュース/ルートビア・パターンが効果的だ。「おそらくチャートリュース・ベリーが効いているのだろう。」濁りの中でバスにとって見えやすいカラーパターンだと考えられる。