「ジェーソン・クリスティーの減水時のセオリー」
2015年11月号Vol.61
毎年秋になると湖の水位が下がり、その結果限られたエリアにバスの密度が集中するので、バスアングラーにとってまたとないチャンスでもある。
減水によってバスが生息できる水位が低下したということだけでなく、バスにとって多くのシャローカバーが利用できなくなると言うことでもある。
バスマスター・エリートシリーズプロのジェーソンクリスティーは、水位低下によってもまだ機能するストラクチャーやカバー、例えばログやレイダウンやドックなどは、平常水位の時よりもバスの隠れ家として活躍し出す。
減水時に効くルアーは色々あるが、ジェーソンクリスth-の減水時のセオリーの一つはトップウォーターゲームだ。
秋の間、彼の定番パターンとなっているのはHeddon(ヘドン)のワンノッカー・スプークとBooyah(ブーヤー)のボスポップパターンだ。
どちらのトップウォータールアーもよく効くが、クリスティーは使い分けをしている。
天候によってパターンが変わるのでいつもは交互に使ってみることが多い。風が吹く日は、ボスポップから試してみることが多いが、スプークの方に反応がいい時もある。
通常はこの2種類のルアーを準備してローテーションしながらバスが好むパターンを絞り込むことが多い。
トップウォータールアーのプレゼンテーションにおいて、10フィート(3m)以内のショートキャストで用いることはあまりない。
クリスティーのフォールシーズンのお好みのアクションはトップウォータールアーでのドッグウォークパターンだ。
いずれのパターンであっても鍵となるのはベイトフィッシュの存在だ。