内藤さんのDVD解説にもよく出てきますこのセリフ「おいコラちょっと待て!!」というのがありますが、高速リトリーブができるルアーによく利用されるテクニックのひとつです。主なルアーは様々ありますが、代表的なのは、クランクベイト、スピナーベイト、ミノー、バイブレーションといったルアーがまずは思いつくのではないでしょうか?秋のバスの動きの特徴は、基本的に夏いるエリアと変わりがなく、場所にもよるのでしょうが、バスがルアーに噛みつく深さが、ほんの少し深くなる程度と考えた方が、活性が高いバスを効率よく誘えます。トップに反応が悪くなったのに、バズベイトや、スピナーベイトのバーニングリトリーブには大変良い反応を示すことが多いのも、この季節ならではだと思います。ではどうやってバスにお手つきさせるのかと言いますと、魚は怒ったりなどの感情表現を口や体、尾びれなどでしか伝えません。バスがルアーに噛みつく要素のほとんどが怒りなどの攻撃によるものが 多いのでは?と考えられないでしょうか。素早くリズミカルに動くルアーに対しては、スーッと寄ってきたが、ルアーを止めると見切ったかのように帰っていく・・・というのはよくあることです。バスにルアーを見つけてもらったら、考えるすきを与えずに次のアクションまたはそのままリトリーブというのが有効なようです。このようなバスの反応を利用し、ヒットさせる確立を効率よく上げて狙えるのが高速リトリーブ、またはアクションができるルアー達なのです。
スクエアリップが付いたクランクベイトルアー、コットンコーデルBig-O、レーベルWee-Rやハンプバック エクスキャリバーXcs100/200/300などシャローレンジでウエイキングからボトムノックのファストリトリーブで活躍するクランクベイトです。
スピナーベイトでは、タックルバランスにもよると思いますが、1/4oz~3/8ozのタンデムウィローやダブルウイローリーフのブレードが装備されたスピナーベイトを選びキャスト回数のしやすさ重視でスピーディにバーニングリトリーブで探っていくのが バスがヒットする確率も上がるテクニックだと思います。バスの反応が弱いようでしたら、ハイスピードリトリーブから一気に止めるキルというテクニックだったり、ロッドワークによるトウィッチやジャークもバスに噛みつかせるチャンスを当てえるテクニックとなりますので 試してみた方が良いでしょう。
ミノーのジャーキングは内藤さんのDVDにもあるように、手首を使って行うロッドワークが非常に重要です。また引っ張った分だけラインを少しずつ巻き取りながらのロッドワークですので初めは3段引きから入ると良いでしょう。ルアーの潜る深さは水面直下アングラーから見える範囲で構いません。そのルアー、スミスウィックのログやボーマーロングA等から伝わってくる抵抗感を覚え、慣れてくれば、3段5段と混ぜてリズミカルに誘うと良いでしょう。バスが狂ったように追っかけて突進して、ログ (AB1200/ARB1200)やロングA(B14A)に噛みついてくるものと思います。
バイブレーションルアーはキャストして放っておくと沈むシンキングタイプが多いので、高速リトリーブには持って来いのルアーです。バスがお手付きしてしまいそうなエリアは、主にバスがポジションを取って潜むことが出来るカバー周りが特に有効となります。急に見えた、バイブレーションルアーが真上を、もしくは目の前付近を急激に横切って行ったなどにバスがつい飛び出し噛みついてくるという誘いになります。追っかけてきてひったくっていく事も多いのでスピードは落とさずファストリトリーブ&キルのテクニックで 噛みつかせるタイミングを与えることが出来ます。
ブレードルアーと言われるHeddonに代表されるヘドン ソナーやコットンコーデルのゲイブレードなどもシャローエリアでは有効なルアーです。低水温の雨、増水などによる影響時に効果的。シャローを果敢に攻めるのでヘドン ソナーなどはベリー側のフックだけでもダブルフックに交換しておくと良いでしょう。
秋にお勧めルアーチョイスしてみましたのでトップに反応が悪くなった…と思ったらぜひ挑戦してみて下さい。
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