現在、販売されているヘドンルアーのダブルスイッシャーはダイイングフラッター、211ウーンデッドスプーク、ウーンデッドザラの3つのルアーに限られてきます。
まずは廃番決定で品薄になっていますヘドンダイイングフラッターは水面に浮かばせたときに浮き角度があることがわかると思います。スリムなボディなので水押しが強いわけではありませんが、直ペラと呼ばれるプロップが絶妙なバランスを保ち、軽快なスィッシュ音を発生させます。「水をかき回す」という表現が正しいかどうかはわかりませんが、プロップの威力が最大限に引き出されるボディ形状だなと思います。アクションは、素早く広く探るジャークアクションからスローリトリーブでプロップが回るか回らないかのただ巻まで使いの幅が非常に広いと思います。一般的に移動距離を短く、トゥイッチの強弱を調整してポーズをとる。というアクションがバスを誘いやすいかと思いますのでお試しいただきたいと思います。
XP9255ウーンデッドザラスプークは見た目X9255ザラスプークのボディがそのままダブルスイッシャ―になっていますが、ウエイトは入っておらずラトルボールが一つ入っています。浮き角度はほぼ水平浮きで、動かしの基本はロッドを立てた状態、2時から12時まで一気に動かしてロッドを素早く戻す。というようなロッドワークで動かした直後にロッドを戻すことによるスラックライン(糸ふけ)が出ますのでウーンデッドザラスプークはボディをじっくりと左右どちらかへ振ってくれます。その時ボディ内のラトルが暴れますのでそのラトルボールが落ち着く間のステイ時に「ドッカーン!!」とバスが噛みついてきます。プロップは回る事よりも、どちらかと言えばボディを移動させないようブレーキの役目も果たします。広く早く、というよりはじっくり誘う事を得意としたモデルですので、水中に沈むカバーの上を通す時なんかはドキドキもんです。是非お試しください。
211ウーンデッドスプークはザラⅡのボディ形状のダブルスイッシャ―タイプで、ウエイトは入っておりませんので210(X0210サーフェイス)ボディと呼ばれているようです。水平浮きでこのボデイですので浮力もあり水押しも十分、鋭い連続トウィッチで首ふりアクションが楽しめます。また広く素早く探りたい時は長めのロッドワークで探りを入れることも可能です。このさまざまなアクションの組み合わせ可能な211ウーンデッドスプークは今大変人気で使ったことない方も是非首ふりアクションに挑戦していただきバスを誘い出して欲しいと思います。
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