SWIM N IMAGE スイミンイメージ
高浮力設定によりウォーブリング・アクションを極端に大きくしたシャロー・クランクだ。激しいアクションの為に障害物への絡みも少ないのでカバー狙いにも適している。
HELLBENDER ヘルベンダー
1950年代に作り出されたディープ・ウォーターに存在する障害物を狙う為のクランクベイト。リップの前縁に切り込みが入っているのはクランクベイトが障 害物の中に入り込まないようにする為の物だ。ストライパーなどのトローリングでよく使われるルアーだが、その時の潜行深度は10メートルを超える。
SUPER SPOOK スーパースプーク
ペンシルベイトに効果的なラトル音と、側面で水を打つ効率を求めた場合にこのルアーを抜く物はないだろう。キーポイントになるのは、ロッドワークの戻しの タイミングとスピードを若干早めにしてやることだ。こうすることによって、ルアーが確実に回り込んでいくので、それを目で確認してから次のアクションへ移 ると効果的だ。
SUPER SPOOK Jr スーパースプークジュニア
1997年に『SUPER SPOOK』という『ZARA SPOOK』を基本に、更にサイズアップしたルアーが作られた。このルアーの魅力の1つは低周波のラトル音で、デカバスを狙うランカーハンター達に好まれ て使われた。それをサイズダウンして欲しいという要望に応えて発表となったのが、このジュニアだ。低周波のラトル音はもちろん、オリザラと『Zara Puppy』の中間サイズということで、発表以来、人気の的となっている。
SPIT N IMAGE スピッティンイメージ
ドッグ・ウォーク・アクションを得意とするペンシルベイトなのだが、扁平率が高いことを利用してルアーがロールをする時に大きさや色合いの変化を明確に出すことによってストライクを作り出しやすくしている。
POP N IMAGE ポップンイメージ
ポッパーにペンシルベイトのドッグ・ウォーク・アクションを組み込んだのがこのシリーズの特徴だ。
LUCKY 13 ラッキー13
初めてリリースされたのが1920年。典型的なヘドンルアーだ。このルアーの面白さは浮力の強さにある。これによって演出できる音の幅が非常に広くなって いる。また、キックバックも大きく、タイトに付いているバスを狙いやすい。普通、トゥイッチをかけるとルアーはアングラーの方に近づいてくるが、このル アー は簡単にキックバックを入れられる。バスは逃げていく小魚が急に自分の方へ向かってくると、予測していない動きに思わず反応してしまうことがが多いのだ。 潜らせてトゥイッチをかけることも出来る。いいルアーの定義の1つに、広い幅で使えるという要素があるが、ラッキー13はそういうルアーだ。
TORPEDO トーピード
シングル・スイッシャーとしてのトーピードが初めて紹介されたのが1952年のことであった。この頃はスピニングリールが普及してきたこともあって軽く、 小さめのルアーを使うことが可能になった。そんなこともあって、最初に作り出されたのはタイニー・トーピードであった。
DYING FLUTTER ダイイングフラッター
スリムなボディの割に、プロペラが大きめなダブルスイッシャータイプだ。その為に、ルアーの横方向の動きを小さくすることができ、カバー周りでも非常に有 効なルアーとなっている。また、ロッドワークの振り幅を小さくしておいも、振りのスピードを上げてやることによって、リザバーなどではディープからの魚を 引き出しやすくしている。
WOUNDED ZARA SPOOK ウンデッドザラスプーク
ザラスプークは、現在市販されているペンシルベイトの中で、最も古いルアーだろう。それにも関わらずザラの人気が高いのは、その完成度の高さにあると思 う。 フックを全て外してしまってもドッグウォークをするくらいだ。ザラを効果的に使うには、最初のうちはなるべくスローなリトリーブを心がけるとよい。 ウンデッドザラスプークは、紛らわしいが、復刻版のタイプではない。ラトリンザラに大きなプロペラを付けたダブルスイッシャータイプだ。プロペラが大きい ために、急激に引っ張ると頭を下げて潜り出す。その段階で、すかさずラインスラックを出してやると、大きな浮力の関係でルアーは後ずさりしながら浮いてい く。急激なリザバーでのエッジや障害物の周りなどをしつこいくらいにまで攻めることが出来るルアーだ。
CRAZY CRAWLER クレイジークロウラー
ロッドの振り幅が非常に小さい、連続したトゥイッチングから、スローなリーリングでアクションを生み出すリトリーブまで、クレイジークロウラーの使い方は 多様だ。着水後は、長めのリトリーブを取ってやると、より効果的。時としては30秒くらい放っておくのも1つの方法だ。
COORS LURE クアーズ ルアー
とにかくこのルアーは浮力が強いために、スローリトリーブでは水面にV字の波を立てながら泳いで来るほどだ。ブレードが効率よくボディーにぶつかるスピー ドを覚えておくとよい。また、トゥイッチによるトップウォーター的な使い方や、若干潜らせた位置から水面まで完全に浮かび上がらせてしまう方法でも、魚に 大きくアピールすることが出来る。
SMITH BIG BUD スミス ビッグバド
とにかくこのルアーは浮力が強いために、スローリトリーブでは水面にV字の波を立てながら泳いで来るほどだ。ブレードが効率よくボディーにぶつかるスピー ドを覚えておくとよい。また、トゥイッチによるトップウォーター的な使い方や、若干潜らせた位置から水面まで完全に浮かび上がらせてしまう方法でも、魚に 大きくアピールすることが出来る。
BAYOU BOOGIE バイユーブギー
バイブレーションルアーの原型だ。このスタイルの1番面白いところは、トウィッチしたときの水の抵抗が少ないこと。初速を付けてキレのある動きを出しやす く、軽い力でボトムホップさせられる。ボトムに落とし込んで、チョンとシャクってやると、テールが動いて、低活性のバスにもアピールする。タダ巻きでリト リーブしてきて、いろんなアクションを入れるといいだろう。 僕がウインター・バッシングで好きなバイユーブギの使い方が3通りある。 1つは、水温が低く、透明度が高い場合にはスローなステディー・リトリーブ。コンタクト・ポイントを狙う場合でも、シャローに入ってきているバスを狙う場 合でも効果がある。 2つ目は、透明度が高いエリアで暖かい日が数日続いた後には水深が2メートルまでのエリアでスローなフル・ストロークのシャクリ上げを2回ほど連続で続け た後に、ライン・テンションを張ったままバイユーブギをボトムまで沈めていく。水温が高いときにやるようなシャープなシャクリ上げではなく、スローで長め のストロークの方が効果がある。 3つ目は、濁りの強いエリアでは、シャクリのスピードが速くても良いが、ストロークを極端に短めにしたシングル・ホップで誘いをかけていくと効果が上がる ことが多いと思う。水深は2メートルくらいまでがよく、着底後は2秒くらい待ってあげるタイミングを混ぜていくと良い。 この時期はストライクの数こそ上がらないが、ランカーが出る可能性が高いのも楽しみの1つだ。
MOSS BOSS モスボス
典型的なウィードレスルアーだ。夏場、びっしりと水面を覆うリリーパッドや藻の下に隠れているランカーバスを引き出すために生まれたルアーだ。
SONAR ソナー
背中に開けられた3つの穴の意味は、1番前を使うとタイトなアクションが出るが浮き上がりが遅いので、ディープを狙う場合にも役に立つ。後ろの穴を選ぶ と、ウォブリングが激しくなる代わりに、浮き上がりも早くなる。シャローでのスクーリングフィッシュなどにも向いている設定だ。ブレードルアーの基本はス ナップを使用することも忘れないで欲しい。
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