アメリカン ルアーフィッシング入門!
「スクーリング・ベイトフィッシュ・ゲーム」2016年6月号 Vol.82
520円
スクーリングしているベイトフィッシュの群れの周りでエキサイティングなボイルが起こっているのを見たことがあるだろう。カレントの状況や水温などによってベイトフィッシュはボールのような塊になる。河川などでは、増水などによってベイトフィッシュのポジションは変わる。リバーチャネルのエッジ沿いにあるシャローフラットにベイトが集まっている時、散在するウッドカバーやサンドバーの周りをベイトの群れが移動したり急に方向転換しているのが見られるはずだ。水力発電では日々の放水計画を立てる必要性から、一般家庭での帰宅時間以降の電力消費であったり、学校でのエアコンやパソコンによる電力消費が増える午後に、放水によるカレントの発生が顕著になることがしばしばだ。
490円、590円
スクーリングしているベイトフィッシュを狙うバスには、YUM(ヤム)のブレークン・シャッドが効果的だ。特にベイトにアタックしているバスに対し、素早く対応ができるルアーの一つだ。根がかりしないように、4/0のワイドギャップのオフセットフックにYUM(ヤム)のブレークン・シャッドをセットし、シャローカバー周りにアプローチしてみよう。オープンウォーターでは、3/16から1/4オンスのスイムベイト・ジグヘッドか軽めのバレットシンカーをラインに可動性に通して使うとよい。サマー・シーズン中は、ルアーボックスの中にYUM(ヤム)のブレークン・シャッドを入れておくべきだ。何時なんどきベイトのスクーリングに遭遇するか、あるいはボイルが起こるかは分からないので、即座に対応できる準備がとても大切になってくる。