アメリカン ルアーフィッシング入門!
「低水温期のBandit(バンディット)フラットマックス・ディープ攻略法」
2016年2月号(Vol.68)
ミシシッピーのバスプロ、ピート・ポンズは、Bandit(バンディット)のフラットマックス・ディープをウィンターシーズンによく使う理由を説明する中で、水温が低下するとバスはタイトなアクションに反応しやすくなるという点を挙げている。
フラットマックス・ディープのボディーシェープとコフィン・リップによって低水温期にバスが反応するタイトなウイグリング・アクションを実現しているのだ。ボンズは、岩などのハードボトム、リップラップ・バンクの切れ目、岩盤などの崩れ、シャーローの道路跡などが狙い目で、しかも日光が当たるエリアはより可能性が高いと言っている。何故なら、日光によって僅かでも水温が暖められたエリアは一般的に魚にとっても生活しやすいからだ。
ボンズは、低水温期のフラットマックス・ディープ・パターンは40~55°F(4.5~13℃)ぐらいの水温が一番はまりやすいと言っている。
アプローチの仕方は、極めてシンプルだがバイトはショートバイト気味なので慎重なプレゼンテーションが求められる。スローかつステディーなクランキングパターンが効果的だ。ラインは、ポンズの場合はフロロカーボン・ラインを使っているが、ラインサイズについては、カバークランキングで使うことを考え、そして狙うバスのサイズを考慮した上でその中で最も細いラインサイズを個々に選ぶとよいと言っている。
一般的に言って、ルイジアナ・シャッド、スレッドフィン・シャッドあるいはシルバーミノー・スパークルなどの明るめのシャッドカラーが岩などのハードボトムエリアをアプローチする場合に適している。
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