「スプーンタイム」
2015年10月号
暖かな日がもう数週間続けば、深場に隣接するボートデッキのシャローサイドにバスが集まってくるだろう。
水深の深いリザーバーにあるフローティングドッグは、時として70フィート以上(21m~)の深場が隣接し、バスは居心地の良い水深にいるベイトフィッシュのレンジに付いていることが多い。
そのようなバスをターゲットにする場合釣り方はいくらでも考えられるが、最も効果的で簡単な方法と言えばCotton Cordell(コットンコーデル)のC.C.スプーンだ。
Cotton Cordell(コットンコーデル)のC.C.スプーン
自重が重いのでロングキャストもできるし、ピッチングにも適している。フラッシングを放ちながら素早く沈降する姿は、バスにとってしてみれば正しくベイトフィッシュのように見えるに違いない。
ボートが係留されてないボートデッキへのプレゼンテーションは容易だが、もしボートやそれに付随するものがあっても怖がらずにキャストして欲しい。往々にしてそのようなボートデッキにバスが潜んでいることが多いからだ。
先ず、ディープサイドのドロップオフ(駆け上がり)から始めて、魚がいる水深にピンポイントでC.C.スプーンを落とし込むとよい。また、スプーンのヘッドにシングルフックを結紮するスティンガーハーネスは、フッキングポイントが増えるのでフックアップ率を上げるのに有効だ。